郵便受けに入っていた一枚の封筒を開けると、こんな文字が目に飛び込んできた。
ご当選おめでとうございます。
東京ディズニーリゾート・パークチケット(ペア)
に当選されましたのでお知らせします。
はて、こんなの申し込んでいたっけ、と記憶の糸をたぐる。
確かクレジットカードのキャンペーンで申し込んでいた。どうせタダだから申し込まないと損だ、と思って片っ端からディズニーのキャンペーンだけではなく、他の商品があたるキャンペーンも申し込んでいたのを思い出した。
チケットが1枚5800円で2枚、手元に届いている。有効期限は2011年の3月31日。さすがディズニー、チケットも高いんだねぇ。こりゃおトクだね、と思いながら当選したチケットを眺めていたが、重大なことに気がついた。
一緒に行く相手がいねぇよ!
男同士でディズニーランドへ行ってキャッキャウフフしろというか? そりゃあ無理な相談だ。
では、男ではなくてDSの彼女と一緒にディズニーへ行くか? 一流のラブプラニスト(=ラブプラスを好きな人。念のため補足。)なら格好のネタとして、いやれっきとした彼女としてDSと一緒に「大人2枚」と言ってチケットを受付へ差し出すだろうけれど、所詮五流ラブプラニストのやーちん。そもそもハマり過ぎそうだからソフトも持っていないし、サイトのネタとしてもやり辛いので、これも却下。
全く、抽選に当ててくれたのはありがたいんだけど、よりによってディズニーとは。抽選を判断するコンピュータももう少し空気を読んで欲しいよね。
最近はクレジットカードの購買履歴からカードの不正利用を防ぐシステムも導入しているのだから、自分はキャッシュバック賞なんかに当選させてくれると良かったのに。もっとも、「この購買履歴は、99.8%の確率でモテない独身男性の購買パターンに当てはまります!」とコンピュータにまで気を使われると何とも言えない気分になるだろうけれど。当選したのにも関わらず、明らかに場違いな不満を抱いていた。
でもこれ、どうしよう。チケットをひらひらと振りながら考える。
つい最近結婚した弟にプレゼントする方法もあるな。新婚旅行に東京ディズニーリゾート。弟はともかく義妹は興味を持ちそうな気がする。男同士よりDSより現実的な案だ。
しかしだ。自分が当選しているのにも関わらず、弟には別に祝儀を渡すにも関わらず、その上チケットまでやるのは間違いなく敗北感あふれる行為だろう。兄としてのちっぽけなプライドによりこの意見は保留することにした。
じゃあ、最後はあれか。あれしかないのか。
ネットオークションに出すのではなくて、彼女または妻とディズニーランドに出かける。もし自分が関東圏に住んでいるならば、もしかしたら彼女でなくても行きたいという奇特な女性はいるかもしれない。だが関西からわざわざ出かけるので、彼女か妻という立場でないと自分とは一緒に出かけないだろう。
現実を見ると、会社の同期とか後輩とか、自分の周りのほとんどは結婚している訳ですよ。逆に自分の友人として付き合っているほとんどは彼女または妻がいないですが。何この落差。
そんな状況で届いた、このチケット。
弟には譲りたくない。それならば自分でなんとかするしかない。
来年の1月〜3月くらいに行こうとするならば、遅くても12月くらいには行けるか行けないかを確定させなきゃいけない。
久しぶりのやーちん日記を読んでいる君、そう、そこの君。今「絶対無理だろう」と思っただろう。この話をした時に俺も友達に言われたよ。今まで何年間もいないやーちんが急に数ヶ月で彼女を作れるか? 嫁が現れるのか? そんなのはアニメの世界の話。論理的に考えて不可能だと言い切り、オッズ表まで想定していた。
東京ディズニーリゾートへ(オッズ)
弟夫婦が行く・・・・・・・・・・・・・・・・1.0
やーちん(とDSでない女性)が行く・・・・・999.9
万馬券もいいところだ。
だがこれが事実。自分の現状と残り時間を計算すると、確かにこのレートは妥当なのだ。期限は2010年の12月末。これを過ぎると有効期限が3ヶ月を切ってしまうのでチケットを泣く泣く弟に譲ろうと思う。
俺ですか。躊躇なく999.9の方に賭けるよ。せめて自分くらいは自分を信じるよ。
コメントする