KOTOKO『硝子の靡風』発売記念・プレミアムライブ

[オタク]2005年7月28日

抽選なんて当たるはずないだろう、と思うのがやーちんの常。
「KOTOKO『硝子の靡風』発売記念・プレミアムイベントライブ」が当たりましたので、大阪は天保山マーケットプレイスまで行ってきました。楽しかったですよぉ。

今回はひとつの目的がありました。
 それは他所のオフ会に参加する、すなわち、KOTOKOさん関係のオフ会に参加するということです。いやあ、幹事じゃないと楽だね。客気分だね。自分のサイトにばかり閉じこもっていても、知識も見識も広がらないし(※)、他所のオフがどのようなものかを知りたかったのです。

※ だったら普通の趣味で広めろよ、という意見はこの際無視する。

昔は、ひとりでライブへ行って楽しんで、帰ってくれば満足だったのだけど、今は違う。「ヒトは社会的な動物だ」という言葉のように、どこかで人付き合いを求めている自分がいる。ライブだけでは満足できなくなったのか、それとも年を重ねただけなのか。



会場前のポスター

天保山マーケットプレイスへ向かう前、気合を入れていた。
 場所はライブハウス「BaySide Jenny」、歌うアーティストはKOTOKO。

ゲーム音楽製作集団「I've」出身の彼女のファンのこと。どれだけ飛ぶのか、跳ねるのか。それとも叫ぶのか。全く分からない中、天保山の観覧車の下にある会場に着く。35度はありそうな炎天下の中、開場時間を今か今かと待つ集団。私が行くライブなのだから、男女比には圧倒的な差がある。しかし、大きな違いがあった。後に話した集まり(オフ会)の中で、よく聴く音楽に、一般的な、それこそオリコンチャートで上位を占めるJ-POPのアーティストをあげる人がちらほらといた。

「他の声優の歌はどう?」と聴くのも憚られるほどに。

整理番号が500以上見当たらなかったので、抽選で当たった人数は500人弱ぐらいだろうか。ライブハウスの中では、中央に観客が密集していた。やがて、薄暗闇の中、ライトに照らされつつKOTOKOさんが登場する。

会場・BaySide Jenny前

新作アルバム「硝子の靡風」から4曲を演奏する。原点回帰の意味を込めた「RETRIEVE」、ケシの花「Meconopsis」、タイトルチューン「硝子の靡風」、そしてデビューした日を題名に刻んだ「421 -a will-」。

前作のアルバム「羽」と比べて、変わっている点がある。
 それは「RETRIEVE」のように傷ついても、折れても、最後には再び立ち上がり、自分を取り戻す曲が多いこと。間口が広い、誰もが聴きやすい曲になっている。電波ソングが入っていなかったのは残念だったけれど。

冒頭の「RETRIEVE」から拳を上げ、「Meconopsis(メコノプシス)」ではクラップで盛り上がる集団。けれど、想像した程ではなかった。客席が熱狂していたのは、バンドメンバー紹介だったのには驚く。ボーカルのように前面に出ている訳ではないのにもかかわらず、ベース、ギター、ドラム、シンセサイザーと登場する度に喝采が起こる。KOTOKOさんの時よりもその声は大きかった。




天保山の観覧車(おまけ)

彼女のCDを聴いたり、イベントやライブの時間を共有した人は知っている。KOTOKOというダイヤモンドの原石は、既に磨かれ、カットされ、綺麗な宝石へと変貌を遂げたことを。

トーク時にKOTOKOさんと一緒に登場していたプロデューサーの西村氏がおどけて言う。 「『硝子の靡風』は6位。前作『羽』の時は7位だったから、次のアルバムは、5位を目指そう」と。いきなり1位はハードルが高いので、順番に越えてゆくつもりなのだそうだ。

ーー君が与えてくれた 薄い手帳に記した溢れそうな計画(※)

オリコンチャートの1位にKOTOKOと表示される。
 巷のJ-POPと並べても遜色ない、いや、それを凌駕する曲が登場する。

ーー大丈夫だよと笑って 走り続ける瞳に うれし涙の数だけ キラリ 夢が光る(※)

そんな日が来て欲しいような。
 自分だけが気づいている「宝石」は世間に知られて欲しくないような。
 嬉しくも複雑な心境で、幕は降りた。

トークの内容は各会場ともほぼ同じです。
大阪では、観客からの「今回のアルバムで、最も気に入った曲は?」との質問に、「硝子の靡風」と「Wing my Way」と答えていました。

※ 「421 -a will-」の歌詞より
アルバム中で、最も優しさと、感謝の気持ちが詰まった曲です。

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